ResAppDxは、遠隔診療のためのAndroidアプリケーションです。本ユーティリティは、患者様の咳の音から呼吸器疾患を診断するアルゴリズムに基づいて動作します。
概要
本プラットフォームは、オーストラリアの企業により、肺炎の診断ツールとして開発されました。2022年、このアルゴリズムは新型コロナウイルス感染症の診断に適応されました。それと同時に、ファイザー社により買収されています。現在、製薬大手がこの技術の開発を続けています。
分析
本アプリケーションは、医師のみなさまが、一次診断の確立にお役立ていただけるように設計されています。本ユーティリティは、呼吸器の状態に関して重要な情報を持つ咳の音を分析します。
従来は、医療従事者が、聴診器を用いて手動でこの解析を行う必要がありました。開発者たちは、本アプリケーションによってこのプロセスを自動化でき、感染した患者との直接的な接触をなくすことができるとしています。
本アプリの制作者は、開発時に機械学習の手法を用いました。AIがベースとなっているアルゴリズムが、既知の臨床的診断と一致する、数千の咳の音声記録を分析しました。これらのデータを基に、開発者はコロナウイルス感染の有無を示す特徴の組み合わせを収集しました。
診断機能
本ユーティリティには、追加のハードウェアは必要ではありません。患者様は、モバイルデバイスのマイクを使って咳の音を録音します。アプリがデータを分析し、推定診断結果をご報告いたします。
患者様の情報は完全に機密といたします。ダウンロードされた音は、匿名化してデータベースへと保存されます。
特徴
- CarePlix Vitalsと同様、呼吸器の状態確認ができるユーティリティです。
- 新型コロナウイルス感染症やその他の病気の診断が可能です。
- 咳や呼吸の解析をするテクノロジーです。
- 本サービスをご利用いただくには、医師のみなさまからデジタルコードの発行を受けていただく必要があります。
- アプリの使用とダウンロードは無料です。
- 最新のAndroidのバージョンと互換性があります。